SDGsへの取り組み

SDGs(Sustainable Development Goals)とは

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。

水倉組によるSDGsの取り組み

水倉組は、SDGsの理念ならびに目標に賛同し、これまで培ってきた経験・ノウハウを活かしながら

  • 農業への貢献
  • 働きやすい、働きがいのある職場づくり
  • 地域・社会・環境保全への貢献

などの取り組みをさらに深化させ、SDGsの達成に努めてまいります。

SDGsの達成に向けた取り組み

農業への貢献

農業水利施設の保全管理

老朽化した鋼矢板水路をパネル被覆工法で補修を行い、農業水利施設の長寿命化を推進し農業の生産性、持続性の確保に取り組んでいます。

棚田の支援

農山村地域では、過疎化・高齢化による担い手の減少によリ作業効率の悪い棚田が放棄されています。「ECHIGO棚田サポーター」、「棚田みらい応援団」に参加し、農山村地域の営農活動・地域活性化を支援しています。

ため池の耐越水補強工の開発・活用

豪雨に伴う異常出水による、ため池の堤体侵食を新たに開発する耐越水補強工で抑制し、施設の強靭化により農業の生産性向上と持続性を両立し、地域の安全・安心と食料の安定的な供給に寄与します。

働きやすい職場づくり

労働災害の根絶

工事現場での労働災害・事故等の未然防止を目的とし、定期的に安全パトロール、安全講習を行い、より安全な環境づくりに取り組んでいます。

健康経営の推進

定期健康診断、特定保健指導、ストレスチェック及び健康講話を通して、社員が健康で生き生きと働けるよう、健康対策を推進しています。

工事現場の環境整備の推進

工事の現場事務所に女性専用スペース(トイレ、更衣室等)を確保し、女性が働きやすい職場の環境整備に取り組みます。

休暇制度の促進

配偶者が出産した際における出産休暇、子の看護休暇や介護休暇などの対象者を把握し、上司からのサポートにより休暇取得率の向上に取り組みます。

働きがいのある職場づくり

ハッピー・パートナー企業

働き方を見直し、有給休暇の取得を推進し、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)のとれた働き方ができる職場づくりに取り組んでいます。

ICTの活用

測量、設計データ作成、建設機械による施工、出来形管理をICTの活用により、建設現場の生産性を向上させ、魅力ある建設現場を築きます。

地域・社会への貢献

次世代を担う人材育成

高校生を対象にアスファルト舗装作業などの実技指導の出張授業を行い、教育環境の充実及び次世代を担う人材の育成に貢献しています。

除雪作業による貢献

新潟市など5市町村で地吹雪パトロールや除雪作業を行い円滑•安全な道路交通を確保し、雪害から市民生活を守っています。

カーブミラー清掃による貢献

西蒲区市街地に設置されているカーブミラーの清掃、点検を行い交通事故防止に寄与し、安全・安心なまちづくりに貢献しています。

環境への取り組み

CO2削減への取り組み

実質的にCO2排出係数ゼロの再生可能エネルギーの電気を使用しています。また、社有車のアイドリングストップ車への転換を進め、温室効果ガスの排出量の削減に取り組んでいます。

環境保全の推進

工事着工前の検討会で、河川の汚濁、道路の汚損、振動・騒音など環境に与える負担や生活環境への被害に対する予防処置を提案し、環境保全の推進に取り組んでいます。

新潟県・新潟市との災害協定

新潟県、新潟市との協定により、震度4以上の地霙発生時は道路・河川・海岸などのパトロールを行い、状況に応じて緊急調査、応急対策及び災害復旧を行い地域の安全・安心に貢献しています。

河川の清掃

河川、放水路、排水路の清掃ボランティアに参加し、環境保全に取り組んでいます。

海岸清掃プロジェクトへの協賛

新潟県が後援している「新潟クリーンCLEANプロジェクト」の海岸清掃ボランティアヘの協賛と参加により、環境保全に取り組んでいます。

分水さくらを守る会

地域の自然環境の保全に寄与するため、地域住民と一体となり桜の植栽、不要枝木の剪定などのボランティア活動を行っています。

サステナビリティボンドへの投資

当社が投資した資金は、環境負荷の低減や地域の生活に不可欠な交通インフラの整備等に充当され、当社がSDGsの取り組みとして掲げる「地域・社会・環境保全への貢献」に繋がることから、資金面でサポートしています。

連携して未来を創造する

関連企業との連携

大学及び関連企業の産学官が連携し、老朽化した鋼矢板水路の補修対策やため池の堤体侵食を抑制する対策などの研究・開発に取り組んでいます。